できます!に騙されないで

目次
- ○ 「できます」に惑わされてはいけないー本当の才能の見抜き方
- ・「できます」の言葉を鵜呑みにしてはいけない理由
- ・「できる」の基準は人それぞれ
- ・才能を見抜くヒントは「算命学」にもある
- ・才能を、客観的に見てみよう
「できます」に惑わされてはいけないー本当の才能の見抜き方
面接や仕事の場でよく聞くセリフ。
「できます」「得意です」「やれます!」
つい、安心して任せたくなりますよね。
でも、ここに落とし穴があります。
「できます」の言葉を鵜呑みにしてはいけない理由
たとえば、こんなエピソードがあります。
「私、エクセルは得意です!」と言うAさんに仕事を任せたところ、
入力は早いけれど、関数やマクロ、グラフの作成はまったくできませんでした。
一方で「エクセルは苦手です」と言っていたBさんは、
入力はもちろん、表計算やグラフ化までサクサクこなしてしまったのです。
Bさんに「なんで、苦手と言ったの?」と聞くと…
「私、マクロで自動化するのはできないんです」とのこと。
つまり、「苦手」と感じているレベルが高いだけだったんです。
「できる」の基準は人それぞれ
もちろん、「できます」と言う人が悪いわけではありません。
ただ、「できる」と感じる『基準』が人によって違うだけなのです。
なので、仕事を任せるなら「できる」の基準が高い人を見極める必要があるのです。
才能を見抜くヒントは「算命学」にもある
ところで、今まで何度かお伝えしてきたように、
東洋古来の知恵・算命学を使うと、その人が持つ「才能のタネ」が見えてきます。
たとえば、算命学でいう「禄存星」という星は、
『多くのものを出して、多くのものを入れる』という才能に才能になるので、
禄存星を持つ人は、投資の才能があることが多いのですが、
同時に、その才能があるがゆえに、「できる」の基準が高いのです。
試しに、禄存星を持つ人に、「あなたは、もしかしたら、投資の才能を持っているかもしれませんね」と伝えると、
たいてい、こんな答えが返ってくるんです。
「いえいえ、私、投資とか苦手なんです。全然ダメです」
でも、よく聞くと、
「だってまだ、投資用アパートを1棟、マンションを1部屋、あと、アメリカに土地を買ったくらいで…。ね? 全然ダメでしょ?」
・・・いや、充分すごいです(笑)。
才能を、客観的に見てみよう
このように、人は自分のことを意外とわかっていないのです。
だからこそ、「自分では気づかない才能」を見つけるために、『客観的なツール』が必要なんです。
算命学は、そんな「自分の隠れた可能性」に光を当ててくれるツールのひとつ。
誰かを採用する時や、仕事を任せるときは、相手の「才能」を算命学で客観的に見ることを試してみると良いと思います。